市内でも新型コロナウィルス感染者が増えている中、ウィルス対策の一つとして
手指消毒などがありますが、「抗菌」「除菌」「殺菌」「滅菌」「消毒」の違いはご存知でしょうか？

「抗菌」・・・細菌の繁殖を抑制することで、細菌のみを対象とする。
　　　　　　　菌の付着防止や、菌を殺したり減少させるわけではなく、あくまで抑制させるのみ。
　　　　　　　抗菌加工された製品には、日用品、家電製品、住宅建材、ペット用品などがある。

「除菌」・・・細菌を取り除いて減らすことで、菌を殺すわけではない。
　　　　　　　手洗いや食器洗いや洗濯をするのも除菌で、菌を排除するものである。
　　　　　　　除菌製品には、洗剤、漂白剤、スプレー、ウェットティッシュなどがある。

「殺菌」・・・細菌などの微生物を死滅させることで、特に病原性や有害性のある糸状菌・細菌
　　　　　　　・ウィルスなど死滅させること。
　　　　　　　「殺菌」という言葉は薬事法によって、消毒液などの医薬品、薬用せっけんなどの
　　　　　　　医薬部外品にしか使えず、
　　　　　　　洗剤などの日用品には使えない。

「滅菌」・・・熱・薬品・放射線などで細菌を死滅させ、無菌状態を作り出すこと。
　　　　　　　「殺菌」との違いは、滅菌の「滅」は「全滅」を表していて、微生物の生存確率が
　　　　　　　１００万分の１以下になることをいう。
　　　　　　　無菌状態にするためには、人間の細胞も殺してしまうため滅菌スプレーといった一般製品はない。

「消毒」・・・人体に有害な物質を除去したり、無害化させること。
　　　　　　　殺菌や滅菌とにているが、殺菌せずに病原性をなくす方法もある。
　　　　　　　滅菌のように全ての細菌を死滅させるわけでなく、病原微生物をなくしたり、
　　　　　　　能力を滅退させるものなので
　　　　　　　消毒は殺菌や滅菌とは違いがある。
　　　　　　　消毒には焼却、煮沸、日光、紫外線、蒸気、薬物などによる方法がある。

言葉だけ聞けば、どれも同じように思いますが、それぞれ違いがあります。
私たちがよく目にするのは「除菌」や「消毒」だと思いますが、その中でもアルコール濃度もいろいろなので、
用途にあったものを正しく選んで新型コロナウィルス感染予防をしましょう！！

アレルギーなどでアルコールがダメな方は携帯ハンドソープ・携帯コップなどをカバンに入れて
いつでも手洗い・うがいができるように準備しておくと安心ですよね！

かなうち　よしかず後援会　　Ｒでした☆彡