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姫路城を藩庁とした姫路藩は、軍事上、姫路が重要の地であったことから、江戸中期までの藩主家は幼年の当主が出ると転封となり、一つの大名家が長期間、藩主を務めたことはありませんでした。しかし、寛延二年(1749年)に入封した酒井家は、幸いにも幼年の当主を出すことなく、明治四年(1871年)の廃藩までの122年もの間、姫路藩を治めました。
姫路地域の文化財には、この時期に生みだされたものも少なくなく、そこには酒井家やその家中が重要な役割を果たしていたことが確認できます。しかし、こうした文化財は、茶道の酒井宗雅や江戸琳派の酒井抱一・鈴木其一師弟などが関わったものを除くと、あまり紹介されていません。
本展では、酒井家入封後の歴史を追いつつ、主に酒井家姫路藩の藩士らの手による書画を紹介しながら、彼らによって育まれ、今に伝わる地域の文化について考えます。(主催:三星会・姫路市立城郭研究室)

特別展「酒井家姫路藩の文化」の開催 【姫路城世界遺産登録30周年記念事業】 | 姫路市立城郭研究室 (himeji.lg.jp)

 

【関連行事】令和5年度 三星会総会特別講演
演題「酒井忠清」
講師:福田千鶴(九州大学)
日時:令和5年8月26日(土曜日) 午後2時から
会場:日本城郭研究センター大会議室(姫路市本町68-258)
参加資格:どなたでも
参加費:資料代300円
申込:当日受付

 

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